宇都宮市平松本町のY様邸の駐車場の土間コンクリートの施工中です。

昨日まで土の掘削作業をしており、本日から下地用の砕石を敷き均し、鉄筋(今回はワイヤーメッシュと呼ばれる鉄筋が網に目状に溶接されて販売されています、業界人的にはモチアミなどとも言います)を敷き並べていよいよコンクリート打設を残すまでになりました。

コンクリートは打ち直しが出来ませんので(何のお仕事も同じですね)一つ一つの作業が大切です。手戻りしないように作業状況や手順を確認しながら進めています。

一通り砕石を敷きならした後、玄関アプローチの階段を作るために形を整えます。アプローチに階段を3段作るため、砕石の形状を整え、これから階段用の枠を組み始めるところです

場所によっては公共下水の桝や水道のメータ、散水栓ボックスなど様々な埋設物があり、配置や勾配に沿ってそれぞれの高さ、傾きを揃えて全体のバランスを整える作業は結構大変なことです。職人さんの腕の見せ所です。

中央の仕切り材は完成後の車の進入時にバックミラーで分かりやすいように配慮し、ラインではなく竜のひげを植え込む予定の溝の部分です。

奥の中央に横方向に黒く見えるのはコンクリートのクラック(ひび割れ)を防止するための収縮目地と言われているスポンジ状の目地材です。

現場の受け入れ準備は整いましたので後は明日の段取りとコンクリートの配合の最終決定を行いプラントに発注します。
コンクリートは砂・砕石・セメント、水を混ぜ合わせる比率が変わると強度や固まるスピード乾き具合が異なり、現場の仕上がりにも影響します。強度が強すぎたり早く水分がなくなってしまったりするとひび割れの原因になってしまいますので、使用する目的に応じた配合で注文する必要があります。

これで明日の朝一番でコンクリートを打設する準備も万端に整いました。


株式会社住まいる工務店
栃木県宇都宮市今泉町3020-91
028‐683‐7078
担当:知久