宇都宮市下川俣町のN様より、2階ベランダのテラス屋根の張り替え工事の依頼を頂きました。N様は常日頃から、お住まいに関するお悩み事やお困りごとが有る場合に弊社にお気軽にお声掛け頂いておりますお客様です。

 


こちらは2階のベランダテラス屋根になります。すでに数枚外れていました。アルミ製のフレームに、波板がフックボルトで固定されているタイプになります。おそらく30年位前の製品なのかなと思います。

既存の波板を外しました。これは繊維網入りの塩化ビニール製になります。塩化ビニールは紫外線に対する耐候性があまり強く無いので、強度を持たせる為に、グラスファイバー製の繊維を網状に配置し、強度を持たせた製品になります。設計強度は概ね5年〜8年になります(実際はもう少し待つ様です)この時代のスタンダード品になります。

既存のフックボルトを外しました。プラスティック製のワンタッチタイプの物になります。この製品は脚の長さが19mm〜25mmの定尺の物で、取り付け下地に応じて選択します。取り付けは簡単で、屋根上部より穴を明け屋根材を圧縮して、取り付け桟に引っ掛けて固定するタイプになります。なお、フックには防水用のスポンジが付いているので雨漏れの心配も殆ど有りません。しかしプラスティック製の故、紫外線に弱く、屋根材の老朽前に多くは割れて外れてしまいます。

今回使用致します素材は、ポリカーボネート製のフロスト柄になります。ポリカーボネート素材とは、プラスティック素材の一種で非常に強度が有り熱にも強い有機ガラス系の素材になります。
一般的に現在透明度のある屋根材の製品の中では、トップクラスの強度耐候性の高い製品です。

 

工事が完了致しました。今回の施工面積は幅6.6m×出幅1.8mでした。使用した材料は11枚で、作業時間は3時間程で仕上がりました。新しい屋根は透明度もあり綺麗ですね!

透明の波板のテラス屋根は、現在の新築住宅ではあまり使われる事は有りませんが、値段も安価でコストバランスが良いので昔から多く使われて来ました。そんな事もあり、現在でもホームセンターなどの売り場でも沢山の種類を見かけます。

しかし残念ながら、それらを止める『フック』にはあまりフォーカスが向けられておらず、良いものが有るのに知らない人が結構いらっしゃるのではと思います。

そこで私がお勧めしたい物は『ポリカーボネート製のフック』です。見た目と施工性はプラスティック製の物とほぼ変わらず。見た目の違いは素材がポリカーボネートで出来ているので透明です。値段は多少高めですが、紫外線に強く割れにくいので、耐久年数は値段以上に画期的に上がります。

その他にも金属製のフックも有りますが、施工性と見た目があまり宜しく無い(個人的には)ので、今回あまりお勧めいたしません。

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