今回のリフォーム日記は、宇都宮市のU様邸の建物のコンクリート桝の交換工事のご紹介です。
コンクリート桝を交換することになった経緯は、3階のユニットバスを交換させていただいたのですが工事完了後、排水がきちんと流れるか確認したところ、流れが遅くコポコポと音がするのでどこかでダブルトラップになっていないか調べることにしました。
最終的にコンクリート桝を開けてみたところ桝内のモルタル成形していた部分がゴソッリ落ちてしまい汚物がびっちりと詰まっていました。これがコポコポと音が鳴ってしまう原因でした。
すぐ高圧洗浄で内部を洗浄し汚物を流したのですが、コンクリート桝の内部を成形しているモルタルや砂利が落ちて排水管を詰まらせてしまうのでコンクリート桝を塩ビ系の小径桝に交換することにしました。
※着工前
このコンクリート桝には、汚水の他に雨水も流入させていたため豪雨の時、ものすごい量の水がコンクリート桝内に流れ込むのでその振動でモルタルが剥がれてしまったのではないかと予想できます。
※完了
汚水と雨水を分けて小径桝を設置しました。これで詰まることもないし匂いも上がらないので安心ですね。
ただ、あと3カ所あるコンクリート桝も内部のモルタルが崩れているので今後、交換が必要になることもわかりました。桝の回りがなんか湿っている、濡れている、匂いが気になるという方は一度、桝の詰まりの確認・清掃などをお勧めいたします。
建物の北側がこんな事になっていないか一度確認してみてくださいね。外部の排水配管の布設替え工事です
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