住まいる工務店「お客さまの声」:外壁塗装リフォーム工事が完成致しました

完成正面写真

施工概要

施工場所栃木県宇都宮市
工事概要外壁・その他外装部の塗装リフォーム
工事期間20日間
概算費用約155万円(税込)

宇都宮市のS様邸の外装リフォーム工事が完了致しました。

10月末頃にブログにてご紹介させて頂きましたリフォーム事例になります。

《施工前の写真です》

イメージCGの作成、塗りサンプルなどをご用意させて頂いております。

こちらがご提案させて頂きましたプレゼンシートになります。今回は3パターンご提案させて頂きました。色々悩まれましたが最終的に今までの雰囲気に近いこちらの色で決まりました。

ほぼどんな色にでも対応させてい頂きます!

例えば、ご自身で絵の具などで調合し作成した色でも、メーカーの工場での色を作成します。

こちらは日塗工(日本塗料工業会)の塗装色の見本の一部にまります。因みに全部で632色ございます。今回はN-20墨色を選び艶は5分艶でオーダーしました。

※上記のように標準色以外の塗料は、プラス料金が掛かる場合もございます。

長期間奇麗な状況を保ちたいと言う事でフッソ樹脂塗料を選びました!

採用した塗料は、関西ペイント社のセラMフッソになります。性質は2液弱溶剤系フッ素樹脂塗料(簡単に言うと主剤と硬化剤を使用時に混ぜ合わせて使用する油性の塗料です)になりますので、ほぼ一般的に普及している商品の中では、最も耐久性の長い商品の分類に含まれます。

主剤になります。

硬化剤です。

こちらの計りで調合量を調整します。

塗料の種類には沢山の種類がございますので簡単にご説明させていただきます!

塗料の種類は一般的に次の通りの分類に別れ、耐久年数の長さはフッソ>シリコン>ウレタン>アクリルの順の耐久性になります。

現在はまだシリコン系の塗料が支流になっております。

塗料には水性と油性、1液型・2液型が有りますが如何してか分かりますか?

元々塗料には油性(シンナー系)の物しか無く、主剤と硬化剤を混ぜ合わせて作る物しか有りませんでしたが、2016年6月に労働安全衛生法が改正され、科学物質のリスクアセスメントが義務図けられたのをきっかけで、人や環境にやさしい水性塗料の開発や、施工性や均一な品質を向上させる為に1液型の開発が促進されました。

性能はほぼ2液型油性塗料と同等になり、耐久性もかなり近づいています。

【塗料の種類別耐久期待値】

2液型溶剤系フッソ樹脂塗料=期待値~20年

1液型溶剤系フッソ樹脂塗料=期待値~18年

2液型水性フッソ樹脂塗料=期待値~17年

1液型水性フッソ樹脂塗料=期待値~15年

2液型溶剤シリコン樹脂塗料=期待値~15年

1液型溶剤シリコン樹脂塗料=期待値~13年

2液型水性シリコン樹脂塗料=期待値~12年

1液型水性シリコン樹脂塗料=期待値~10年

【注目】高耐候酸化チタン・光安定剤が配合されているラジカル制御塗料なら耐久性は更に上乗せされます!

※あくまでも期待値になります。実際とは異なる場合もございます。

写真左側が下塗りの微弾性フィラーを塗った状態です。右側及び樋部分は中塗りの状況になす。中塗は艶出し・仕上げ塗は5部艶と別にして塗り忘れを防止します。

西面の仕上がりです。帯のメタリックタイルが引き立っています。

玄関側はこんな感じです。マットな仕上がりで重厚感が強調されています。

外装の仕上げ材や塗料は様々有ります。一概に金額が高いもの、耐久性が高い物が好ましいとは言い切れませんので、用途に合わせて専門家に相談されるのが良いと思います。一つの考え方ですが30年・50年と長期邸なスパンで考えて、その間何回塗り替えをして幾らかかかるとか、TOTALで考えると結果コストダウンに繋がると思います。