住まいる工務店「お客さまの声」:外装のリフォームを行いました

工事後の状況です。

施工概要

施工場所栃木県宇都宮市
工事概要軒天材の張替え工事・外壁塗装工事・雨樋の交換工事・屋根瓦の修繕工事
工事期間15日間
概算費用約150万円(税込)

 

宇都宮市のA様から外装のメンテナンスのご相談が有りました。

 

現在お住まいの住宅は、約築30年程の木造住宅です。

外壁はパワーボード「へーベルライト」

軒天はその当時流行りの木製の化粧軒天材

屋根は三州瓦で雨樋と板金は銅板

を使用していました。

 

 

【今回の主なご相談の内容】

1、外壁を触ると白い粉が付くので塗りなおしをしたい。

2、軒天材の化粧べニアが剝がれてきたので張り直したい。

3、雨樋にが開いていているのでで丈夫な物に変えたい。

4、屋根の訪問業者から壊れていると言われたので調べたい。

 

 

【既存の写真です】

 

西側面の工事前の全景です。塗膜は痛んでいましたが、汚れなどは少なくそこそこ綺麗な状態でした。

 

 

化粧軒天材です。基材は薄いべニアを、複数枚張り接着剤で貼り合わせて成型している為、接着剤の寿命来てべニアの分離が始まっています。

 

 

銅板性の雨樋です。酸性雨の影響でしょうか、腐食していて穴が開いています(テープで補修されているようです)

 

【工事作業状況です】

 

 

『軒天改修の作業』

 

軒天珪酸カルシウム板を上張りで仕上げます。
当初の計画では、既存を全て撤去と考えておりましたが、部分的に下地を入れれば問題無いと判断させて頂きました(解体撤去費用が必要なくなりました)。

 

 

 

『塗装工事の作業状況』

外壁の水洗い洗浄後に、塗装しない部分に養生をしていきます。

軒天を塗装しています。

 

外壁の中塗りをしている状況です。

 

 

回採用しました塗料は、関西ペイント社製の『セラMシリコンⅢ』になります。溶剤系の2液タイプのシリコン塗料なので長期間美観が保たれます

【雨樋に使用する材料】

 

雨樋はパナソニック社製の『アイアン』を使用致します。こちらの商品の素材は、芯材は鉄板(亜鉛メッキスチール材)で出来ており、表層は硬質塩化ビニール樹脂でラミネートされていますハイブリッド商品です。心材が鉄板(亜鉛メッキ鋼鈑)なので強度が有り、表層をビニール樹脂で覆う事で錆の発生を抑えられます。

【屋根瓦の補修作業状況です】

既存の隅棟の状況です。漆喰などの欠落が少ないのですが、地震のせいなのでしょうか?少し並びが歪んでいます。

隅棟部分の歪みを調整しています。

棟の取り合い部分の隙間は、漆喰で補修します。