今回は、宇都宮市で行ったマンションの壁撤去工事のご紹介です。
新築のマンションをご購入されたお客様から、どうしても壁を撤去してリビングを広くしたいというご相談をいただき、工事を行うことになりました。
マンションの壁撤去リフォームで特に問題になるのが、壁を撤去した部分の床をどのように復旧するかという点です。

マンションの床構造と壁撤去時の問題点

マンションは、床下地(コンクリート)の上にフローリング材が接着されていることが多く、壁の下には当然フローリングは貼られていません。
そのため、壁を撤去すると床に何もない部分が現れ、その部分を何で埋めるかが大きな課題になります。
大がかりな間取り変更リフォームの場合は、床をすべて剥がしてしまうため問題になりませんが、今回のように部分的な壁撤去の場合は、仕上げ方法にとても頭を悩ませます。

壁撤去後の床復旧方法について

壁を撤去したあとの床復旧方法は、大きく分けて3つあります。

同等のフローリングをはめ込む方法

既存のフローリングを水平・垂直がしっかり出るようにカットし、同等のフローリングをはめ込みます。既存フローリングとの接続部分はコーキングなどで処理しますが、マンションの床はフワフワしている構造のため、床材が別々に動き、将来的に剥がれなどの心配があります。

沓摺を取り付ける方法

沓摺とは、ドアや扉の下部にある下枠のことです。この方法では、既存の床材と沓摺の間を数ミリ空けないと、床が動いた際に音が出ることがあります。また、隙間部分のコーキング処理が必要になります。

無垢材に塗装仕上げという方法もありますが、毎日歩く場所のため、塗装が剥げてしまう可能性も考えられます。

見切り材を設置する方法

同等の床材をはめ込み、既存床との接合部に見切り材を設置する方法です。コーキング処理が不要というメリットがありますが、見切り材の約2ミリ弱の段差が2列現れてしまいます。

今回採用した床復旧方法

今回は、お客様と相談のうえ、見切り材を設置する方法を採用しました。見た目、耐久性、将来的なメンテナンス性を考慮し、最もバランスの良い仕上げとなりました。

工事期間と近隣への配慮

今回のリフォーム期間は4日間でした。
新築のマンションとはいえ、既存の壁や床材をカットすると粉塵が舞うため、毎日しっかりと養生を張り直す必要があり、意外と日数がかかります。
今回は軽量鉄骨のカットがなく、大きな音の出る作業はありませんでしたが、上階・隣・下階すべてのお住まいに近隣挨拶を行ったうえで施工しました。

マンションの間取り変更リフォームでの注意点

マンションには、軽量鉄骨の壁とコンクリートの壁があります。コンクリートの壁は構造体のため、撤去することはできません。
また、浴室やキッチン、トイレなどの水廻りを移動したいというご相談もよくいただきますが、既存マンションでは水廻り部分の床が約15センチほど上がっていることが多く、その範囲内でしか移動することは難しいのが現実です。
キッチンや浴室を移動したい場合は、給水・給湯・排水部分だけ床を上げるか、部屋全体の床を上げる必要がありますので、事前に知っておくと安心です。

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栃木県宇都宮市今泉町3020-91
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