壁付きキッチンから対面キッチンへの移設をご検討されている方に向けて、今回のシステムキッチン施工事例をご紹介します。3階での工事という条件のもと、換気扇ダクトや給水・給湯配管、排水配管の移動といった設備まわりの課題を一つずつクリアし、使いやすく開放的な対面キッチンへと生まれ変わらせました。押入れの解体や床・天井の改修なども含めた、実際の現場での工夫やポイントを詳しくまとめた事例です。
施工概要
| 施工場所 | 宇都宮市 |
|---|---|
| 工事概要 | 壁付きキッチンから対面キッチンにリフォーム |
| 工事期間 | 2週間 |
| 概算費用 | 150万(税込み) |
このたび、既存の壁付きキッチンから対面キッチンへの変更をご依頼いただきました。キッチンの移設工事では、レイアウトが大きく変わるため、換気扇ダクトの取り回しや、給水・給湯配管、排水配管の移動といった設備に関する作業が主な課題となります。

まず換気扇のダクトについてですが、施工場所が3階であることから、外壁に新しく開口を設ける場合、足場の設置や高所作業車の手配が必要となり、工事の手間やコストが大幅に増えてしまいます。このため、キッチンを壁にぴったりと付けて設置する方法は採用せず、ダクトを通すためのスペースとして約400ミリの空間を確保し、その上で対面キッチンを設置する計画としました。
また、給水・給湯配管および排水配管については、対面キッチンへ位置を移動させる関係上、従来の配管では対応が難しいため、床を部分的に解体し、配管の経路をすべて新しく施工し直しました。特に排水配管は勾配の確保が重要であり、床下の構造を確認しつつ慎重に位置決めを行う必要がありました。
これらの作業により、安全性と機能性の両方を確保しつつ、対面キッチンとして使いやすい空間へと仕上げることができる計画となっています。

らに、キッチン右側の位置にはもともと押入れがありましたが、対面キッチンを設置するうえで動線やレイアウトの妨げとなるため、押入れを一度解体しています。解体後は、周囲の仕上がりが不自然にならないよう、天井や床、壁なども新しい計画に合わせて改修し、空間全体がきれいに一体化するよう仕上げを行いました。
















担当者から一言
担当:仙波甚一
今回の工事では、設備移設の難しさを改めて感じました。特に3階という条件の中で、ダクト経路や配管の取り回しをどう安全にまとめるかが大きな課題でした。押入れの解体後に天井や床をきれいに仕上げる作業も手間がかかりましたが、対面キッチンとして使いやすい空間に整ったことで、苦労した分のやりがいを感じられる現場になりました。