宇都宮市平松本町のK様邸の和室改修が始まりました。以前にメロンの様な外壁補修の経過をお知らせさせていただきました、あのお宅です。台風に悩まされながらも、無事外壁の補修も完了致しまして、足場も外れましたので、お家の中の改修へと移りました。

和室は8畳2間で、床の間と物入れを、折れ戸のクローゼットに、畳は2間とも和紙の畳に入れ替えます。2階のご両親の寝室を、上がって行くのが次第に危なくなってきたので、1階に移動するにあたっての、和室のリフォームとなったのです。ベッドでお休みなので、フローリングに換える話も有りましたが、畳の方が素足の足触りがいいことと、冬場のヒンヤリ感が、畳だと緩和されること、生活の中で畳に慣れ親しんでいることから、フローリングには変えないことを選ばれました。畳にベッドを置くことは有りですし、和紙のタイプでしたら、ダニなどの発生も、い草に比べてもかなり抑えられます。水にも強く、日差しにより畳の表面の退色もありません。い草は物を置いていたところだけ、新しかった畳の色が、そのまま残っている、なんてこと覚えがありませんか?い草は経年により、色が次第に変化していきます。いわゆる青々としていた色が、次第にベージュに変わっていく趣がいい、と言われる方も多いことでしょう、何と言っても、あのい草の香りがたまりませんよね、癒し効果ありますよね。和紙ですと、残念ながらその香りは楽しめませんが、色は変わらないので、今は畳の目も色も、選択肢が増えモダンな和室の演出には欠かせないアイテムとなっています。


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