宇都宮市今泉のK様邸で、シロアリの5年目の定期点検をさせて頂きました。
5年なんてあっと言う間ですね、と同時にもう5年経つんだなぁ・・・とも感じられました。まさに5年前に、シロアリの駆除をやらせて頂いたお客様です。きっかけは「北側に物置を作って欲しい」とのご依頼を頂いたことがきっかけで、元々北側に自作の物置があったのですが、木材などが物置にあり、シロアリの存在が気になっていたらしいのです。

シロアリは恋の季節になると、黒く変身します。木材の中にいる時は、白くウジムシに似た感じです。リフォームの工事をしてると、シロアリがすでにいなくなった蟻道だけ残った木材を発見することがよくあります。お住まいになられていて、全く気が付かない場合もありますし、羽が生えたのが飛んでいるを見た事がある…など、意外と”うちに限って…”と思われていらっしゃる方が多いのでしょうね。

そうですよね、シロアリは決して表には現れませんから、好物で食べやすい材木の中を、ホントにスカスカ、ボロぼろになるまで、食べちゃいます。見た目には全く内部の変化には気がつきません。北側の暗くて湿気があるところ、水廻りはシロアリが大好きな環境でもあります。でもあるお宅では、南側の縁側の下端が見事にスカスカボロぼろにやられていました。たまたまご主人が、沢山のシロアリが飛び出しているのを見たことと、縁側の床がぶかぶかになってしまっていた事などから、慌ててご連絡頂いたのでした。

飛び立つ時に黒くなるのは、太陽光から身を守る為で、黒だと光を吸収してしまうんじゃない?と思われることと思います。黒くなることで、表面で身体に有害な太陽光線を吸収するようになっているのです。

ちょっと話が飛躍しますが、みなさんはなぜ、人の身体の皮膚の色が国によって違うのか?考えて見た事が有りますか?分かりやすく言いますと、地球上での太陽光の入射角が、国によって、位置によって、降り注ぐ光の成分が違うので、有効に太陽光を身体に取り入れるように、様々な皮膚の色が必要になったのです。赤道直下の人々は、光が強過ぎる為、体内に有害な成分が届かないように、皮膚の表面で吸収すべく、黒い肌が必要になったのです。人間の身体の色は、地球上で暮らす様々な人類が、生きる為に、命を守る為に必要だから、その色になる必要があったのです。肌の色での人種差別は、何と愚かなことでしょう、といつも考えます。

話が少し逸れましたが、K様邸も検査をしたところシロアリの痕跡が見受けられたので、防蟻処理をさせて頂きました。5年間のメーカー保証がついておりその定期点検となりました。キッチンの床下点検口を取り出し、床下に入っていきます。湿気が多いと、床下収納を取り出した時点で、湿気臭さが上がって来るのですが、そのようなことも全く無く、床下の現状もパソコンに移し出して、お客様にもご確認して頂きます。K様邸の現状はとても良好な結果でした。こうした定期点検は、安心して生活頂く上で、とても大切なことですね。日頃目に入らない部位は、ついつい見逃しがちですが、うちももしかしたら…と思われたら、お気軽にご一報下さい。早めの処置と、大切な我が家を守ってあげることにもなります。


株式会社住まいる工務店
栃木県宇都宮市今泉町3020-91
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担当:手塚