宇都宮市平松町のK様邸にて、収納スペースに中棚を大工さんに造作、取り付けて頂きました。K様邸、以前はここに床の間がありました。寝室を2階から1階に移るのをきっかけに、床の間は使わないからそのスペースを収納に改修したのでした、前にブログでご紹介させて頂きました。

いつもは、押入れのリフォームとして、既存の枕だなと中棚は、解体してしまいます。内部に、吸湿機能がる収納ボードを張り、新しい枕だなに、ハンガーパイプを取り付けて、新しい中棚を使いやすい高さにとりてけます。K様邸も同様の工事でした。ところが、奥様が枕だなの荷物を取ろうと中棚に乗ったとこ、正面から右側の角のところが、割れてしまったのでした。K様にはお怪我がなかったのは幸いでした、直ぐにお取り換えの手はずです。通常は中棚セットとして、材料を入れるところです。ところがK様邸は、しっかりとした大工さんに頼まれたお宅でしたから、大工さんの良さを充分ご存知でした。セットものの出来合いではなく、大工さんにお願いしたい、とのご希望がありました。中棚の材料を取り、大工さんに造作頂くことになりました。

 

 

解体は経験していましたが、今度は逆の手順です。どのように中だなを作っていくんだろう?興味津々です。ものが、どのようにして作られていくのか、過程を見るのはとても楽しいことです。約3時間で完成しました。今は何でも規格品があり、作って行く楽しみが、喜びがありました。大工さんの腕、技術が遺憾なく発揮される場面が減ってきました。

K様邸奥様もすっかり安心され、やっぱり大工さんは違うねぇ、と喜んで下さいました。新築と違って、リフォームの場合は、大工さんの存在は重要です。経験と応用、技術が無ければ、現場では難しいことが、沢山発生します。型どおり、規格どおりにはいかない場合が、多くあるのです。今回収納の中だなの造作、という比較的コンパクトな造作でしたが、改めて大工さんの腕の大切さを感じ、お客様共々、感謝の気持ちで一杯になりました。

弊社には、このように腕を持つ職人が揃っています。安心してご依頼頂けるものと、思って居ます。思いをカタチにするお手伝いを、させて頂きます。


株式会社住まいる工務店
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担当:手塚