今回の現場日記は、宇都宮在住のT様とI様のオーダー建具への交換工事の紹介です。

まずこちらの片引き戸の建具は、もともとはガラスが入っている木製建具で重く、レール(甲丸レール)の釘が浮いてきているので開け閉めするときにガタガタとうるさいので何か対策がないか?とのご相談でした。

対策としてはレールは撤去して、上から建具を吊るハンガータイプの引き戸に交換しました。開け閉めの際もスムーズに行えるようにソフトクローズを取り付けてガタンと当たらずにスーと静かに閉まるように配慮しました。

こちらの建具は、見た目には何も交換したようには見えませんが、既存枠に合わせて折れ戸を制作しました。折れ戸を制作するようになった経緯はつぎのようなことです。

廊下の床を新しくするためにフローリング材を重ね張りします。その結果として床の高さが現状の床から12㎜高くなってしまうので建具を12㎜詰める必要がありました。
また経年劣化で建具のレールや金物が錆びて動きが悪くなってきたので、開け閉めの際に動きがきの悪さが気になるようになってしまったとの事でした。

部分的な修繕でなく建具を制作し、取り換える事をご提案しました。



どちらの建具も下端にレールが無くなったので荷物の出し入れが簡単になったと喜んで頂きました。

昔は入り口に片開ドアが多い時代もありましたが、最近はバリアフリー化も進み新築でも引き戸が多くなってきました。家全体が引き戸で開き戸はない、というような住まいも目づらしくありません。

片開ドアはドアを開けるとき建具が開店する分のスペースが必要になります。対して片引きとに交換するとそのスペースが不要となります。

このドア、ちょっと使いずらいな・・・、こうすると便利になるかも??などお悩みがありましたらお気軽にご連絡ください。


栃木県宇都宮市今泉町3020-91
株式会社住まいる工務店
電話:028-683-7077
担当:仙波‎