今回のお客様は何年も前から色々と工事を頼んでいただいております宇都宮市内の病院で今回は院内のトイレ改装工事のご依頼がございました。現状のトイレは入口が一つで男女兼用のトイレになっており不便を感じる事が多い為、男・女別のトイレ作成が一番の要望でした。そこでネックになったのが現在男女兼用のトイレの為分けた場合のそれぞれの広さの確保が課題でした。最初に行ったのは広さや、それぞれの用途に合わせた図面の作成でした、男子トイレにつきましては小便器と大便器を設置しなくてはならないのでそちらのスペース確保に入口ドアの位置を少しずらしたり。

また入口ドアにつきましても稼働寸法を考慮して折り戸タイプのドアを採用させて頂きました。また女子トイレに付きましては現状も設置されておりました洗面化粧台のスペースに新規洗面化粧台と荷物等が置ける可動棚を作成することで使用用途の幅が広がりました、そして今どきは公共施設のトイレに必ず設置してありますベビーキープの椅子の設置も行わせて頂きました。住設機器の方ではトイレをタンク付きからタンクなしのタイプに変える事で広さと清掃性が良くなりました。また男子側の手洗器はコンパクトタイプを設置することで小便器と大便器の間の空間スペースを確保出来ました。最後に既存サッシ面には新規内窓を取り付ける事で内部から見た感じは全く新しいトイレ空間へと変わる事が出来ました。

今後も限られたスペースをいかに有効利用出来るかを、しっかりと考えご提案出来ればと改めて感じられました。

株式会社 住まいる工務店 ☎028-683-7077  担当)引地 一重