２階和室床の下地材の補正後の状況になります。床の最低レベルが基準値より悪かったので、荒床を撤去して根太材を調整致しました。

1階の音楽室です。部屋を広げる為に間仕切り壁を解体します。写真の状況は柱スパンの剛性を強化する為に補強梁を設置している状況になります。

階段も作り直しました。既存の階段の高さは１段当たり約23cmとなっていますので段数を数段増やして20cm程度にし緩やかな階段に作り変えました。

天井裏の断熱材も隙間無く設置致しました。因みに既存の建物には壁部分に薄い断滅材しか入っておらず、天井と床は断熱材が有りませんでした。恐らく冬場の室内は、０°Ｃ近く迄下がっていたと思われます。

床下は『アクアフォーム』吹き付け硬質ウレタンフォームを採用いました。発泡材なので断熱材としての性能は勿論、木材間などの隙間も無くなりますので、床下からの隙間風をシャットアウト出来ます。今まで私がご提案し採用して頂きましたお客様様かたには、高評価を頂いております。

２階の和室に内装ドアを設置しています。今回採用して致しました製品はPanasonic製になります。
他のメーカー物でも申し分有りませんが、特にこの商品の木目シートは、杢目の凹凸感もリアルに再現されていて、本物以上に木製の商品として仕上がっています。しかもコインなどの硬質の物で擦り付けても傷が付きにくくなっています。

お風呂も新しい物に交換します。弊社で１５前にリフォームさせて頂きました、LIXIL製のシステムバスになりますが、少し時代を感じます。今回は他のメーカー（TOTO）の製品を採用させて頂きます。

和室の造り付けの出窓カウターにメラミン化粧板を上貼りしリ・メークします。メラミン板とはメラミン合成樹脂で出来ていて厚さ１㎜程の化粧板です。特徴としては耐摩耗性・防水性に富み、木目等の装飾もリアルに再現されているので表面的なリフォームにはお勧めします。

和室の既存の柱には、檜無垢板のスライス材を上貼りし化粧します。中々難しいので今回は木工職人さんにお願いしました。

塗装職人さんが、既存の残す木部を塗装します。古い木材は、汚れや傷みがありますので色むらなどが起こりやすく着色が難しいです。

2階の和室は、既存の京壁にプラスターボードを増し張りしてビニールクロスで仕上げます。写真は内装職人が、ジョイント部分にパテを充填して平滑に仕上げている砂上状況になります。

畳職人さんです。今回全て新床にしますので部屋の採寸をして頂いている状況です。

１階の音楽室です。内装職人の方が石膏ボードを貼り付けます。正直な所、リフォーム現場には専門の壁屋さんは入ることが少ないのですが、大工さんよりも丁寧に仕上がっている感じがします？？

システムキッチンを取り付けます。色々なショールムで比較検討致しましたが、今回はタカラスタンダード製の商品を採用居ました。決めてはホーロー素材ですかね。この素材はタカラさんだけの素材になります。多分３０年経っても、色艶は今のまま輝いていると思います。

外壁の工事です。換気ガラリを取り付けています。雨の中ありがとうございます。

本日足場を解体します。約半年ぶりに外観がスッキリしました。こちらもまた、雨の中ありがとうございました。