今回のリフォーム日記は、宇都宮市のT様邸の内装工事の紹介です。
押入れと合わせると12畳ある部屋を2つに区切る工事を依頼されました。
6畳の部屋が2つになるとエアコンも2つ必要になります。
ブレカーの空きがあれば専用配線を引けばよいのですが、
現段階で炊飯器や電子レンジを使用すると、メインのブレーカーが落ちてしまうという状態でした。
子供部屋で専用2回路・キッチンで2~3回路必要になるので、これは小ブレーカー設置もしくは分電盤の交換で工事はできますが、契約アンペアが現状の40Aの場合、今以上にブレカーが落ちてしまいます。
参考すが、40アンペアの契約では、パソコンやエアコン、電子レンジを2~3台同時に使用することができます。
一般家庭における契約アンペア数の目安は、世帯人数によって異なります。
1人暮らし:20~30アンペア
2人暮らし:20~50アンペア
5人以上の家族:60アンペア
仕方が無いので契約アンペアを上げる打合せを行いました。
一般的には契約アンペアは東電さんに連絡をすれば上げられると思う方もいると思いますが、今回のブレカーはこのままだと上げられない状態でした。
電気の配線を簡単に説明すると、
電柱から建物の樋・屋根のどこか →(A)→ 電気メーター →(A)→ 分電盤となっています。
(A)の部分を幹線ケーブルというのですが、このケーブルには太さがあります。
古い建物の場合8スクエアというケーブルを使っていて、このケーブルは40Aまでしか流すことができません(‘◇’)ゞ
ただ東電さんに電話をしても契約アンペアを上げることができないんですね。
※接続されている幹線ケーブルが少し細いことがわかります。
契約アンペアを上げる場合は、8スクエアのケーブルを14スクエアの幹線ケーブルに変更する必要があります。
電気料金が上がって大変な時期にはなっていますがブレカーが落ちるのは家電にもよくないのでお気軽にご相談下さい。
また壁についている幹線ケーブルを付けかけると塗装などが剥げてしまうので塗装・外壁工事をする前に確認も忘れないようにしてくださいね♪
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