現場では、時に予想もしていない事が起こります。その1つとして挙げられるのが、水廻りのリフォームを行うために床を解体したら腐食により土台が無かったという事例です。

水漏れで腐食した床板

水漏れで腐食した床板


特に、脱衣所お風呂・トイレ・キッチンなど水を使用する場所、時には何らかの理由で水をこぼしてしまった和室の床などで起こった事もあるそうです。
この事に気づくには、リフオーム工事を行う際の 解体、もしくは床を踏んだ際に【ぶかぶかした感し がある】ということで気づく場合もあります。

仮に浴室で漏水があった場合、何らかの理由で水が浴室の下の部材に染みこみ、それが進行すると、部材を伝わって水滴として落ちるレベルまで達します。そして、その部材を濡らした水は高湿度のため乾きにくく、そのまま長い時間が経過します。
すると、部材の腐食のリスクが高くなるというわけです。

シロアリに食べられた柱

シロアリに食べられた柱


さらに、2次被害のリスクとして考えられるのが、シロアリの発生です。
シロアリは湿気を好み、柔らかい木材と水分、風通しが悪く日光の当たらない空間を好みます。床がきしんだり、壁や柱から空洞音がしたら、床を支える木材や柱の内側がシロアリで食べられていないかを疑ってみましょう。

栃木県宇都宮市今泉町3020-91
株式会社住まいる工務店
電話:028-683-7077
担当:引地