近年の異常気象によって台風の規模が大きものも増えてきています。 窓、屋外、屋内、そして台風後の対策と10のポイントで台風対策をまとめご紹介します。

窓対策

  • 雨戸のガタツキをチェック
    雨戸がガタガタして風によって飛んでしまわないよう、注意が必要です。また、レールの滑りが悪くなっていたりして動かない場合は、事前に掃除などを行い閉まるように調整しておきましょう。
  • ベランダの片づけ
    ベランダの鉢植えや物干し竿などが強風で飛ばされ窓ガラスを割ってしまうという事故が多いです。また、落下事故などの危険性などもありますので、事前に片づけておくことをお勧めします。
  • 窓ガラス補強
    台風被害で一番多い怪我の原因が窓ガラスの飛散によるものです。万一に備え「飛散防止フィルム」などを活用し窓ガラスが割れた際の被害を最小限にとどめる工夫も必要です。

屋内対策

  • 非常時の備蓄確認
    非常時に一番大切なのが懐中
    電灯と水・食料です。最低3日間は用意しておきたいところ。懐中電灯の電池は切れていないか?食料の備蓄具合は?チェックが必要です。
  • 浸水への備え(屋内)
    もし屋内への浸水があった場合、貴重な家財などの損壊や紛失を防ぐため、壊れやすい家財や貴重な家財などは高いところへ移動する、2階へ移動するなど対策を行いましょう。

屋外対策

  • 雨どいの掃除
    雨どいに枯れ葉などが詰まっていて排水溝に流れないと、家屋への浸水の原因になることがあります。普段の雨では気になりませんが、台風レベルの雨になるとチェックが必要になってきます。
  • 浸水への備え(屋外)
    ガレージ、庭、玄関などの浸水対策に、一般的には土嚢(土のう)を敷き詰めることで浸水を食い止めることになります。最近では、水で膨らむ代用品などもあり、簡単に設置、対策が可能です。
  • 屋根のチェック
    瓦にひび割れや剥がれなどはありませんか?瓦がズレていたりしませんか?今一度チェックしてみて下さい。
  • 外壁補強
    主に浸水対策ですが、モルタル壁のひび割れや、板壁が腐っている浮いている場合は補強しておいた方が良いでしょう。一時的な補強なので安価な波板やコンパネなどで十分だと思います。

台風後対策

  • 確認しておきたいのが「○○円以上の損害」で補償されるか?という点です。そして補修が「時価」で算定されることが多いため、○○円以上だったのに保険が効かなかったということもあります。事前に保険証券などをご確認いただいた方が良いでしょう。