今回のリフォーム日記は、宇都宮在住のM様邸の水漏れ改修工事の紹介です。

何かおかしい?と気が付いたのは基礎の立ち上がりが濡れていること。

※基礎の部分をみると濡れているのがわかると思います。

水漏れをチェックするには一番初めに量水器のメーターを確認します。
約1分 じーーと見ていても1㎜も動いていない。

この壁の内側はユニットバスなので一番最初に疑ったのは浴室からの水漏れ。
ユニットバスなので水が外部に漏れるはずもないし、浴室の給湯・給水配管の繋ぎ目からも漏れている様子が見られませんでした。

床下に潜って調べてみても原因らしき給水配管が見つかりません、
一時的なものかもしれないと思い、何度か訪問したのですが常に濡れている状態でした。

あと最終手段、お客様に状況をしっかりと報告し壁に穴をあけて原因を見つけることにしました。

壁に穴をあけてみると、給湯配管が壁の中を通っていることが分かりました。
しかも浴室の水栓でなくキッチンの水栓につながっていました。

※給湯配管と鉄管のジョイントの部分で水漏れを発見


※さらに柱内を通している鉄管が錆びて水漏れをおこしていました。

気が付かないで放置していたら木材が土に返っていたかもしれません(;^_^A
改修方法としては今ある配管は使用せずキッチンへ直接配管をし直しました。
鉄管を架橋ポリエチレン管に交換したことで、気になっていた赤さびも無くなったのとても喜んで頂きました。

住まいにとって水漏れは大敵なので、この機会に基礎廻りが濡れていないかチェックしてみて下さいね。

工事期間 2日(養生期間別) 工事金額 約20万(解体・給湯配管切り回し・外壁復旧・塗装工事)

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