初日の作業状況になります。写真の状況はこれから既存のシステムバスを解体致しますので、水道管の接続を外す為に、水栓金具の取り外している状況になります。

２日目の朝の状況になります。綺麗に既存の浴室が取り除かれています。今回の浴室は元々システムバスでしたので、設置床のコンクリートが打設されておりました。周囲も水漏れ・虫害の痕跡もなく、特に傷んだいる様子も見受けられませんでしたので、清掃をしてシステムバスを設置致します。

本日は４日目になります。因みに３日目は何か問題が有るかもしれないので予備日として見ていました。結果何も問題が無かったので休工日に致した。写真の状況は床組のフレームを設置している状況です。

続いて、洗い場の床材をフレームに設置して行きます。見た感じでの寸法感ですが、表面の仕上げ材の厚みは５ミリ位で、下の緩衝材（断熱材）は３０ミリ位かと思います。下の緩衝材は触ってみた感じ発泡スチロールみたいに柔らかく反発性が有りました。

こちらが浴槽下の状況になります。写真の丸い形の物は、浴槽の排水とラップでして、排水された水は洗い場の排水溝に合流させます。

床の養生を行いました。作業工程ごとにしっかりと清掃と養生を行います。本日担当して頂いた技術者の方はお馴染みの方で、今回も１人で組み立てて頂きました。

こちらが浴槽になります。浴槽の周りには断熱材が施されており重厚な感じました。でも実際持ってみましたら、それ程重さは感じられませんんでした。因みにこちらの浴槽は『ゆらリラ浴槽』という形になります。他にもこのサイズ（1616サイズ）にはラウンド浴槽、クレードル浴槽、スクエア浴槽が有ります。金額は変わらないのでお好みで選べます。

こちらがゆるリラ浴槽のコンセプトになります。人間工学的観点から頭、肩、お尻、足の４箇所に体重が分散される事によって、１箇所に負荷がかかり過ぎないような設計になっているので、快適に長時間入浴出来る用に作られています。

こちらは壁のパネルになります。表面は鉄板で出来ていて、化粧のラミネートシートが施されています。芯材にはもう１０ミリ位の石膏ボードが入っていました。このグレードは断熱材はオプションになりますが、今回の建物には外周部にしっかりと断熱材が入っていましたので、あまり必要は無いような感じです。

システムバスの組み立てが完了いました。アクセントパネルは『パティオページ』床は『ラグ調ベージュ』です。３年位前に発売された色柄ですが、この組み合わせは私が担当致したお客様の５割位の方が選ばれています人気の組み合わせです（重厚な感じがしてカッコいいです）。

最近洗い場に「カウンター」や「シャンプー台」など設けない方も増えて来ている感じがします（１割の方ですが）。賛否ありますが、５〜6年前のシステムバスのカウンター下はカビ対策がなされておらず、お手入れが大変でしたが、ここ数年は各社各メーカー改良されていますのでそれ程問題は無いのかなと思いますが、じっくりとご説明をお聞きになり、ご判断なされば宜しいかと思います。