宇都宮市のM様邸の屋根・外壁塗装工事が終了いたしました。

洗浄後、塗装職人さんが既存コロニアル屋根と屋根の間に隙間がないことを確認して、タスペーサー工法を取り入れて、隙間確保が必要と判断し、迅速に対応していただきました。こういう現場での最善な方法の対応には、職人さんに大変感謝するところです。

ポイント1  タスペーサーを挿入することで、屋根と屋根の間の隙間が確保される

①雨漏りを防ぐ・・・雨水は、強風・台風・大雨時など想定外の雨が降った時に構造上、屋根材の下に潜り込みます。この潜り込んだ雨水の排出が重要になります。屋根塗装をすることで、塗料でふさいでしまうこともあり、雨水の逃げ場がなくなり、屋根下地の腐食・雨漏りにつながる恐れがあります。

②内部結露を防ぐ・・・建物内の暖かい空気は上昇する性質があり、天井を通して屋根裏まで上昇します。一方、屋根は外気と接してるので、熱さ・寒さにさらされてます。屋根の内側が温まり、外側が冷えることにより結露が発生します。縁切りで屋根に隙間を作らないと、屋根裏で内部結露した水分がたまってしまい、中の断熱材や木材を腐食させてしまいます。

 

これは大切な工程です!!

 

<屋根洗浄後>


<屋根下塗り>

<タスペーサー取付>

<屋根中塗り>

<屋根上塗り>

壁洗浄後、M様邸の外壁は、既存外壁塗装に含まれた砂を除去することが必要と判断し、きちんと除去した上で、下地調整にさらに1工程を増やして対応させていただきました。

<既存壁、前回の塗料に含まれた砂の除去>

 

<壁下塗り・下地調整>


既存壁の状態がお宅によって様々ですので、このような、現場での迅速な状況判断と対応がとても重要になります。

ポイント2 下地の調整をする

<壁中塗り>


<壁上塗り>

この後、軒天・戸袋・雨戸・水切り・付帯部等の塗装をしていきます
M様邸は樋を交換致しましたので、樋塗装は不要でした。

細かい部分の塗装の仕上げで、屋根・外壁・樋に併せて家全体の色のバランスをとっていきます。
この色のバランスをとることも、とても重要です。仕上がりの品の良さがでてくるところだと思ってます。
色のバランスをとるのも塗装職人さんの腕の見せどころ・・です。

<戸袋・水切り・樋施工前>

<戸袋・水切り・樋施工後>


新規樋に色合わせて、戸袋・水切りを塗装しました。品の良い出来上がりになりました。

色は、お客様が一番楽しみにされるところですよね。喜んでいただけるようにとリフォームアドバイザーの私たちはご提案から施工管理まで行います。大切なお客様の家をお守りするのはもちろんですが、より心地よくお住まいになられるようにと願って対応させていただいております。

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栃木県宇都宮市今泉町3020-91
株式会社住まいる工務店
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担当:江原布見子