
自宅の段差や浴室の滑りやすさが気になり、バリアフリーリフォームを検討している方は多いのではないでしょうか。高齢の親御さんの介護に備えたい方、あるいはご自身の老後を見据えて住環境を整えたい40代から70代の方にとって、費用相場の把握は欠かせません。
本記事では、浴室やトイレなど場所別の費用相場を解説するとともに、介護保険や補助金を活用するコツもお伝えします。実際の施工事例を4つご紹介しますので、リフォームの参考にしてください。
バリアフリーリフォームの目的やメリット4選!

バリアフリーリフォームとは、住宅内の障壁を取り除き安全に暮らせる環境をつくることです。段差解消や手すり設置で転倒リスクを減らせるでしょう。
ここでは4つのメリットを詳しく見ていきます。
①段差の解消で転倒リスクを減らせる
住宅内での転倒は、高齢者にとって骨折など重大なケガにつながりやすいものです。わずか数センチの段差でも、足腰が弱っている方には大きな障壁となっています。
段差を解消することで、つまずく危険性が大幅に軽減されるのです。スロープを設置すれば車椅子でも安心して移動できるようになります。床材を滑りにくい素材に変更することで、さらに安全性を高められます。
②日常動作が楽になって生活が快適になる
手すりの設置や引き戸への変更は、日々の動作における身体的負担を大きく軽減してくれます。
廊下に手すりがあれば移動時に体を支えられ、引き戸なら無理な力を使わずに開閉できるでしょう。浴槽のまたぎ高さを低くすれば入浴が楽になります。トイレの手すりでは立ち座りがスムーズになるはずです。
自分でできることが増えれば生活の質は向上していくでしょう。こうした改修は自立した暮らしを支える力となってくれます。
③家族の介助負担を軽減できる
バリアフリーリフォームは、介護をする家族にとってもメリットがあります。
トイレや浴室が狭いと介助者は無理な姿勢で体を支えなければなりません。スペースを広げたり手すりを適切な位置に設置することで、介助が格段にしやすくなります。転倒の心配が減ることは精神的な負担軽減にもつながります。
家族全員が、心にゆとりを持てる住環境を整えましょう。在宅介護の質も向上していくはずです。
④早めのリフォームで将来の費用を抑えられる
バリアフリーリフォームは、余裕のあるうちに計画的に進めるほうが総費用を抑えやすい傾向にあります。壁紙の張り替え時に手すり用の下地補強を入れておけば、後からの工事費用を削減できるのです。
急な介護が必要になると、慌てて業者を選定することとなり割高な工事を依頼してしまう事態になりかねません。気力・体力のあるうちに段階的に進めることで、無理のない資金計画が立てられます。
つまり、早めの準備が家計への負担軽減につながるのです。将来を見据えた計画を立てることがおすすめです。
バリアフリーリフォームの必要性チェックリスト!

リフォームを検討する前に、自宅の安全性をチェックしておきましょう。現状の問題点を把握することで優先順位が明確になります。以下のポイントを確認してみてください。
・出入り口や廊下の段差
・ドアの開閉のしづらさ
・トイレが寝室から離れている
・浴室や浴槽内の滑りやすさや温度差
・階段や廊下の幅の狭さや傾斜角度
・階段や廊下の床の滑りやすさ
・手すりの高さが使う人の身長にあっているか
・手すりが使う人の利き手に合っているか
・手すりがよく使う場所にあるか
普段「ヒヤリ」とした経験をリストアップしておくと、業者への相談がスムーズになります。
バリアフリーリフォームの費用相場は?

バリアフリーリフォームにかかる費用は工事の種類や範囲、素材によって大きく異なります。
ここでは費用に影響する要因と場所別の相場をご紹介します。
リフォーム費用は範囲・構造・素材に左右される
費用は、工事の範囲、建物の構造、素材のグレードによって大きく変動します。同じ手すり設置でも下地補強の有無で費用が異なるからです。素材がステンレスか樹脂かによっても価格差が生まれるでしょう。
築年数が古い住宅では想定外の補修が発生することもあります。複数業者から見積もりを取ることで適正価格を判断しやすくなります。
▷関連記事:宇都宮のリフォーム相場はいくら?部位別費用と安く抑えるコツを徹底解説!
リフォーム場所別の費用相場
浴室・脱衣所・トイレ・玄関の費用目安をご紹介します。以下に主要な場所ごとの相場をまとめました。
※実際の費用は住宅状況や業者により異なります。詳細は専門業者にお問い合わせください。
浴室
浴室は住宅内で最も事故が起こりやすい場所です。滑りやすい床や高いまたぎの浴槽、ヒートショックなどリスクが潜んでいます。
そのため、早期にリフォームを考える方が多い場所でもあります。
| 工事内容 | 費用相場 |
| 手すりの設置 | 3万~5万円 |
| 段差の解消 | 5万~25万円 |
| 滑りにくい床材への変更 | 5万~20万円 |
| ドアの変更 | 3万~20万円 |
| 暖房の設置 | 10万~15万円 |
| 浴室の拡張 | 15万~250万円 |
脱衣所・洗面所
脱衣所は浴室への動線上にあり安全性確保が欠かせません。転倒予防のために滑りにくい床材へ変更して対策をすることが大切です。
| 工事内容 | 費用相場 |
| 滑りにくい床材への変更 | 5万~10万円 |
| 車椅子用洗面台の設置 | 30万~50万円 |
| 洗面所の拡張 | 20万~35万円 |
| ドアの変更 | 20万~40万円 |
トイレ
トイレは使用頻度が高く狭い空間で多くの動作を行います。和式から洋式への変更だけでも身体的負担が大幅に軽減されます。
| 工事内容 | 費用相場 |
| 手すりの設置 | 5万~10万円 |
| 段差の解消 | 2千~10万円 |
| ドアの変更 | 5万~20万円 |
| 和式トイレから洋式トイレへの変更 | 15万~50万円 |
| 補助便座の設置 | 5万~10万円 |
| トイレの場所移動 | 30万~60万円 |
玄関
玄関は靴の脱ぎ履きなど動作が多い場所です。上がりかまちの段差が大きいと転倒リスクが高まります。
また、車椅子が必要になったときも想定しておきたいところです。
| 工事内容 | 費用相場 |
| 手すりの設置 | 3万~13万円 |
| スロープの設置 | 5万~45万円 |
| ベンチの設置 | 2万~7万円 |
| ドアの変更 | 20万~60万円 |
| ドアの拡張 | 10万~15万円 |
バリアフリーのリフォーム費用を抑えるコツと注意点!

費用を抑えるには制度の活用や工事の進め方の工夫が効果的です。ここでは具体的なコツを解説します。
下記記事でも詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
>【宇都宮市】バリアフリーリフォームの主な工事内容とは?費用相場や成功させる5つのポイントを解説!
介護保険や補助金を上手に使う
バリアフリーリフォームには国や自治体の支援制度を活用できます。介護保険制度では要支援・要介護認定を受けた方に上限20万円まで費用の7割から9割が支給されます。対象は手すり設置、段差解消、床材変更、引き戸交換などです。
申請はケアマネージャーを通じて工事着工前に行いましょう。自治体ごとに独自の補助金制度を設けている場合もあるため、市区町村窓口に問い合わせてみてください。
複数箇所をまとめて施工してコストを下げる
リフォームを複数回に分けると職人手配費用がかさみトータルコストが高くなりがちです。複数箇所の工事をまとめて依頼することで諸経費を抑えられます。浴室と脱衣所を同時に工事すれば効率的に進められるでしょう。
ただし、一度に大規模な工事を行うと初期費用が高額になるため、資金計画との兼ね合いを考える必要があります。優先度の高い箇所から着手し段階的に進めるのも一つの方法でしょう。
安さだけでなく信頼できる業者を選ぶ
価格だけで業者を選ぶと施工品質やアフターフォローに問題が生じるリスクがあります。バリアフリーリフォームは安全に直結する工事であり施工実績や保証内容の確認が大切です。
複数業者から見積もりを取り内容を比較検討し、極端に安い見積もりには注意しましょう。価格が低い理由を確認したうえで、慎重に判断することをおすすめします。信頼できる業者選びが満足度の高いリフォームにつながります。
失敗しないリフォーム業者選びのポイントとは?

バリアフリーリフォームを成功させるために、経験豊富で利用者目線の提案ができる業者を見つけましょう。
ここでは業者選定時に見極めたい4つのポイントをご紹介します。
バリアフリー施工の経験と事例がある業者を選ぶ
バリアフリーリフォームには一般的なリフォームとは異なる専門知識が求められます。高齢者の生活動線を理解し使いやすさと安全性を両立させる提案ができる業者を選びましょう。
業者のホームページで施工事例を確認してみてください。
福祉住環境コーディネーターの資格を持つスタッフがいるかも判断材料になります。事前に質問や相談をして対応の丁寧さを確認するのもおすすめです。実際の施工写真やお客様の声も参考にしましょう。
助成金・補助金申請をサポートしてくれる業者を選ぶ
介護保険の住宅改修費や自治体の補助金申請は手続きが煩雑で工事着工前に事前申請が必要です。手続きに慣れた業者であれば、申請漏れや不備によるトラブルを避けられます。見積もり時に補助金制度を利用したいと伝え対応可能か確認しましょう。
サポート実績がある業者は必要書類の作成や提出タイミングまで把握しています。自分で申請するよりスムーズに進められるはずです。補助金の適用条件についても詳しく説明を受けられると安心です。
専門家や自分たちの意見も反映してくれる業者を選ぶ
バリアフリーリフォームでは、本人や家族の意見だけでなくケアマネージャーなど専門家のアドバイスを取り入れることが成功のカギです。一方的に業者の提案を押し付けるのではなく、ライフスタイルや身体状況に合わせた提案をしてくれるかが大切です。
例えば、手すりの位置は使う人の身長や利き手で最適な高さが異なります。打ち合わせ時にそういった擦り合わせができる業者であるか・こちらの要望をしっかり聞いてくれるかを確認しましょう。
地域に特化した業者ならいざという時も安心
地域密着型の業者は地元の住宅事情に精通しアフターフォローも迅速に対応してもらえます。リフォーム後に不具合が生じても、すぐに駆けつけてもらえる距離なら安心でしょう。施工実績や口コミを確認することで信頼性を判断しやすくなります。
バリアフリーリフォームは一度で終わりではありません。快適に暮らすためには、追加で工事が必要になることもあるのです。長く付き合える業者を見つけておくことが将来の安心につながります。
▷関連記事:宇都宮でリフォーム業者を選ぶなら?失敗しない選び方と探し方を徹底解説!
住まいる工務店で人気のバリアフリーのリフォーム事例4選!

ここまで費用相場や業者選びのポイントを解説してきました。具体的なイメージをつかむため「住まいる工務店」の施工事例を4つご紹介します。実際の工事内容と費用を参考にしてください。
脱衣所~浴室の断熱×バリアフリーで安全に

浴室に25cmもの段差があり転倒への不安や寒さに悩まれていたお客様の事例です。
TOTOのユニットバス「サザナ」を採用し、段差解消と断熱性を兼ね備えた床で安全性を向上させました。脱衣所では洗濯機と洗面化粧台の配置を見直し使い勝手を改善しています。

お客様からは「安心してお風呂に入れるようになった」との声をいただいています。
| 工事概要 | 浴室交換・脱衣室改修 |
| 工事期間 | 一週間 |
| 概算費用 | 160万(税込み) |
本リフォーム事例について詳しくはこちらをご覧ください。
リビングと廊下の段差解消で躓きにくく

和室横の広縁と敷居との間に3cmの段差がありつまずきの危険を感じていたお客様の事例です。
敷居との段差をなくしバリアフリー化することで移動時の安全性を確保しました。床材は既存より明るい色を選び空間の印象も一新しています。段差がなくなり掃除機をかける際の負担も軽減されました。

本リフォーム事例について詳細はこちらでご確認ください。
廊下・階段・浴室・トイレにまとめて体格に合わせた手すりを導入

以前廊下の手すりを設置したお客様から追加で階段にも手すりをつけたいとのご依頼をいただいた事例です。
階段の手すりは踏面から75cmから85cmが標準で体格に合わせた位置に設置することが大切です。1段目から最上段まで連続して手すりを設置しました。作業時間は2人で約半日程度です。手すりは廊下、玄関、浴室、トイレなどにも設置できます。
本リフォーム事例について詳細はこちらからご覧いただけます。
階段昇降機の取り付けで登り降りが楽に

2階に寝室があり階段の昇り降りによる足への負担が気になっていたお客様の事例です。
「タスカル」という椅子式階段昇降機を設置し毎日の移動を楽にしました。壁固定タイプで構造的にも安心、現場での施工は1日で完了します。費用は約60万円、築年数約30年の住宅での施工でした。
お客様からは「毎日快適に生活できるようになった」との感想をいただいています。
| 工事概要 | 階段昇降機の取付 |
| 施工期間 | 1日 |
| 費用概算 | 約60万円 |
本リフォーム事例について詳しくはこちらをご覧ください。
バリアフリーリフォームなら「住まいる工務店へ」!

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