【完成写真】
外壁材の塗料:関西ペイントセラMフッソ
大変綺麗に仕上がりました!
施工概要
施工場所 | 栃木県宇都宮市 |
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工事概要 | 外部改修工事(屋根・外壁材の塗装工事及び外壁材のシーリング打ち換え工事) |
工事期間 | 14日間 |
概算費用 | 約170万円(税込) |
宇都宮市のK様邸の外装工事が完成致しました。
K様邸は私が20年前の新築工事時に担当させて頂きましたお客様です。
外観はアーリーアメリカン住宅風で、地熱を利用したエコでパッシブで
環境にやさしいお住いです。

既存の外観です。屋根材はフルベスト(コロニアル)・外壁材は窯業系のサイディングです。一見まだまだ大丈夫な感じですが、各所をZOOMしていくと耐久年数を過ぎている事が分かります。

陽が当たる南面の外壁です。直接指で触ると白い粉状の物が付着しました。塗膜が破壊されている様です。

外壁の板間の目地のシール剤も耐久年数が過ぎているので、劣化していて隙間が空いています。雨水などの侵入が有るかもしれません。

外壁材のコーナー部分の隅間も気になります。※写真は横に移っています(写真左側が上部です)。

こちらの画像は外壁のサイディング材の説断面です。今回の窯業系のサイディングや屋根のコロニアル材は、基材がコンクリート質の為に塗膜が剥がれると容易に雨水など吸い込んでしまいます。また冬場に置いては吸い込んだ水分が凍り、基材の破壊に繋がります。

北側面の外壁です。紫外線での塗膜の劣化はやや遅れていますが、藻や汚れなどで少し汚れています。

屋根材のコロニアルです。上空から撮影を致しました。塗膜の劣化が進行していて藻が繁殖する前兆が出ています。(写真左側が建物の北側です)

南側と西側の屋根部分です。写真左上部が南面で右下が西面です。陽の当たる南面は塗膜が剥がれていて下地のコンクリート質の機材が見えています。西面は更に植物細胞が繁殖していて褐色に汚れています。

これから足場を設置していきます。

写真状況は、屋根の水洗い洗浄後に下塗り剤のシーラーを塗布している状況です。高圧洗浄しましたら既存の塗装は殆ど剝がれてしまいました(心配です)。

屋根の塗装の仕上げ塗りをしている状況になります。中塗と色を少し変える事で塗り忘れを防止します。

屋根の塗装が仕上がりました。棟板金の締め付けの釘も事前に浮き・ゆるみなどを確認して是正を行いました。

今回使用します外壁の塗料はこちらの物になります。『関西ペイントのセラMフッソ』2液性型溶剤系の塗料なので長期間美観を保ち安心出来ます。

今回は既存の色合いになるべく近い物にしたいと言う事で、現在の色に近い色を3種類のサンプルを作成して選んで頂きました。艶につきましては3分艶に仕上げます。

板間のシーリングが綺麗に打ち直されています。

気になっていましたコーナー部分の隙間も完全に埋まっています。

北面の外壁です。綺麗に仕上がっています。見た目はざらざら感が有りますが、触った感じはビニールで覆われているような感触です。これでしたら汚れが付きにくいと思います。

塗装工事が完成して、外部チェックを行いましたので本日足場を解体します。
担当者から一言
担当:知久洋紀
今回選んで頂きました色は、既存の色とほぼ一緒なので余り違いが感じられないのかなと思っていましたが、まるで新築時当時の質感に仕上がり驚きました。塗り替えをしたというか、新品に交換したように感じました。