宇都宮市リクシルショールームにて、今や世界的に影響を与えた1人にも選ばれた、近藤典子さんがお見えになりました。おそらく誰もが、テレビや、書籍で必ずと言っていいほど、目にしたことのある方だと思います。女性はもちろんのこと、収納という世界のカリスマであり、今や収納の世界にとどまらず、生活アドバイザーとして、出版された書籍が翻訳され、世界的にも支持されています。そんな彼女のセミナーが直接聞ける、となればミーハー気分も無い、と言えばウソになりますが、私も整理収納アドバイザーの端くれ、本物に会える機会を逃すわけには行きません。仕事の都合でかなり後半からしか、聞けませんでしたが、それでも十分プラスになりました。日本の家屋において、限られた空間をいくつかの目的に利用する、と言う使い方をするので、寝る時のお布団をしまう押入れは、唯一の収納のスペースでした。建具もしかり、従来引戸も空間を上手く使うアイデア、と言えます。ドアだと引き幅分の空間が必要になりますからね。日本人の知恵が詰まった家づくりになってました。今では押入れをクローゼットに、と言うご依頼が多く有ります。お布団の数も少ないので、衣類を掛けたり出来る様にと、ハンガーパイプを備える場合も増えました。クローゼットの内部は和洋折衷って感じになることもあります。ですから奥行きが深くなりますから、内部の作り方によっては、背面の奥に30センチ奥行きの、棚を設けてあげると、そこにも物が置けて、デッドスペースを生まなくてすみます。近藤さんの収納展示にもやはりありました。何をしまうのかはそれぞれなので、コンサルしながらのお打ち合わせが必要になりますね。近藤さんは、収納を綺麗にしまうだけではなく、その後の管理がきちんと出来ないと、すぐにまた乱雑になる、と説きます。管理と言うと難しい事に聞こえますが、それぞれの居場所が決められている、と言うことが大切なのです。例えばお子さんが、これどこにしまうの?と言って来た時に、きちんと教えてあげられていますか?お片づけの芽生えです、大人がその芽生えを摘まないようにしましょう。片付けは苦手…と言う方も多いことでしょう、いきなり大掛かりなお片づけはストレスになります。キッチンの小さな引き出しの中からはじめてみてはいかがでしょう、百均で細々した物を仕分ける入れ物を使ってみてください、中をぜーんぶ出してみて、いつも使う物、忘れられている物、などと仕分けしていく…すると頭の中も整理出来て、仕分けられた姿を見て、気分もスッキリとしてくるのです。それから徐々に手を付けて行けばいいのです。ストレスに感じていたお片づけが、感動を呼ぶ楽しみへと変わってくることに気づくでしょう。空間づくりもまた、いかに無駄な動きを減らして、快適に合理的な配置にするか?を考えてプランニングすることが大切です。特に水回りの動線は、そのことを十分に考慮していく必要があります。近藤さんも生活アドバイザーとして、プランニングに取り入れていらっしゃいます。水回りのリフォームに関しては既に弊社でも、取り入れている考え方です。女性ならではの視点によるご提案は望まれているところです。ぜひ一度ご相談下さい、まだまだの方もこれからの方も、何かしらのヒントになること間違いありません。ご一緒に色々と考えていきませんか?スマイルギャラリーで、美味しいコーヒーをご一緒しながら、如何ですか?お気軽にお立ち寄り下さいネ。お待ちしてまーす。

株式会社住まいる工務店
〒321-0962
栃木県宇都宮市今泉町3020-91
TEL:028-683-7077
担当:手塚

とても気さくにツーショット写真を撮らせて頂きました。さすがステキなお人柄でした。

収納の一例を実物で見せてありました。リアルで実感がつかめる展示で、とても分かり易く、ガッテンな展示でした。