高根沢町のK様邸の裏門からのアプローチ工事が完成いたしました。

《駐車場から玄関までのこの通路を工事します》

工事前の状況です。元々大きな木が3本植えて有りましたが先に撤去致しました。一見整っている様に見えますが、夏場は雑草の管理が大変みたいです。

複数プランをご提案させて頂きましたが、最終的に防草紙シート+砂利敷きプランに決定しました。

【砕石+防草シート】
今回採用させて頂きましたプランになります。金額的には一番安価でコストバランスが良いプランになります。費用は約¥90,000税込でした。

防草シートとは?

黒色のビニールを交互に編み込んだ「ブルーシート」のような物で、遮光性の有る素材です。地面を覆うことで、植物の光合成を阻止して成長を遮る事で雑草などを生え難くするシートになります。

工事開始です

先ずは不要物を撤去後整地をし、防草シートを敷きその上に6号砕石を被せしっかりと押さえて行きます。


アプローチには6号砕石が最適です

6号砕石とは、石の大きさを5mm〜13mmに統一された粒状調整砕石という物になります。粒が小さいので足裏に馴染み歩きやすいと思います。他にも2号〜7号まで規格があります。

粒状調整採石は程良く締まるので長持ち致します。

一般的な砕石(クラッシャー砕石)は、砂状の細かな骨材も混入していますので、転圧すると隙間に入り込み良く締まります。反面いつも歩く所とか、車のタイヤなどが通る場所は地盤が沈み込み、水溜りが出来やすくなります。そうなると細かい骨材は雨で流れてしまい、その部分は更に深く削り取られ、最終的には土が見えてしまいます。その後はご想像の通りになります。

一方粒状調整砕石はある程度固まりますが、柔軟性が有り補修も容易に出来ます。また、微細な骨材が無いので、質量的にもあまり減らないので、長く同じ状態を維持出来ます。

こんなプランもご提案致した。

【真砂土】
こちらの素材は土(花崗岩)から出来ている土になります。花崗岩は植物に対する栄養素が無い為に、仮に植物の種が落ちても発芽して育つ確率はほぼ0%に近いです。施工後は硬化して固まるタイプと固まらないタイプが有ります。
また自然素材なので、見た目もナチュラルに仕上がります。
(参考価格¥180,000税込)

 

【コンリート】
土間コンクリート仕上げという物になります。カーポートなどに多く採用されるポピュラーな商品です。代表的な特徴としては、自動車など重量物が乗っても耐られる強度が有り、耐久年数も長期的に期待出来ます。
(参考価格¥240,000税込)

【人工芝】
フェイクグリーン。ナイロンやポリエステル素材で作らた、芝生を真似た模造品になります。最近では見た目も本物にも劣らなく、リアルになっており、芝刈りなどのお手入れが必要ないので、採用される方も増えております。ただ素材が人工物の為に、紫外線の影響が受けやすく、耐久年数が短命なのが欠点です。基本的には防草シートと組み合わせて使います。

【インターロッキング】
表面にペイントされた、セメントやモルタルなどで作られた、ブロック状の素材を敷き並べた舗装になります。レンガなどを彷彿させる見た目の素材になり仕上がり感がとても綺麗です。施工方法は基本並べていくだけなので、どうしても目地部分は無防備なのでそこに植物などが入り込むと直ぐに植物に覆われてしまいます。

完成致しました。既存の敷石も再利用して歩きやすさも良くなりました。

その他にも沢山の防草対策の商材が有りますが、何が1番優れているのかは、個人の考え方が有りますので一概にに言い切れませんが、個人的には裏口なので低コストでそれなりで良いのかなと思います。

住まいる工務店は、お住まいに関するお悩み事や、ご相談ごとの有る方を全力でサポートさせて頂いております。リフォーム・リノベーションなどご関心のある方は、先ずは私までお気軽にご相談下さい。

株式会社 住まいる工務店

住所 : 宇都宮市今泉町3020-91

電話:028-683-7077

担当:上野和洋