夏の厳しい暑さの間は、熱中症対策のためにせっせと水分補給を意識したかと思いますが、改めて考えてみると、涼しくなってから水分補給を意識した事はありますか?
人の体は、60%水分でできており、毎日、2〜2.5Lの水分を食べ物や飲み物から摂取し、同じ位の量を排出しています。これは、季節が変わっても、あまり変化はしません。
……ということは、水分補給の重要性は夏場と何も変わらないのです。
冬場に起こる、脳卒中や心筋梗塞は、寒暖差による血圧の上昇によって起こる事が多いですが、水分摂取が足りなく、血液の粘度が上がり、ドロドロ血液の状態が引き起こすこともあります。
予防のためにも夏場と変わらす水分補給を意識してみましょう。
Q.いつ水分摂取をするのが効果的?
A.
- ①寝る前、起床時に1杯の白湯を
- ②日中、こまめに補給
- ③夕方、お風呂上りにコップ1杯
注1 :アルコールは水分補給にはなりません。
Q.何を飲めばいいの?
A.
- ①水(白湯)やお茶
- ②スープ、お吸い物、みそ汁など
- ③間食にくず湯、レモネードなども
- ④ゼリーなど水分の多いおやつ
注2:夏ほど塩分を摂る必要はありません。