皆さまはリフォーム時の照明選びはどうしていますか?リフォーム業者にお任せしていますか?お客様から『照明カタログをみてもどれを選んでいいのかわからない」と時々ご相談を受けます。確かに証明選びはある程度の専門知識がないと選ぶのが困難です。そこで今日は照明選びの簡単なポイントを解説したいと思います。

居室に使われる照明は「主照明(全体照明)」「補助照明(部分照明)」「閻接照明」の3種類に大別さ れます。各照明の分類は、次の通りです。

  1. 主照明
  2. シーリングライト・ダウンライト・シャンデリア・ペンダントライトなど

  3. 補助照明
  4. 卓上スタンド・フロアスタンド・ブラケットライトなど

  5. 間接照明
  6. コーニス照明・コープ照明・バランス照明など

ポイントは主照明と補助照明・間接照明をうまく組み合わせることが重要です。主照明だけが延々と輝く部屋は、どこか昧気ない印象を受けます。とくにリビングなどの広い空間では、補助照明や間接照明をうまく使いこなすことで、おしゃれかつ上質な空間を演出できます。たとえば、壁面にブラケットを取り付けて華やかさを演出したり、補助照明として卓上スタンドを設置したりと、”ー室多灯”をベースにコーディネートしていきます。補助照明や閻接照明は多すぎても、反対に少なすぎても逆効果です。3種類の照明の比率を考え、バランスよく取り入れてください。

  1. 主照明(全体照明)の種類と特徴
  2. シーリングライト
    住宅の天井に取り付ける最も一般的なものです。部屋全体を明るく照らし、直接天井に取り付けるため圧迫感を与えません。

    ダウンライト
    天井に埋め込むタイプの照明です。「集光タイプ」「拡散タイプ」と、照明によって光の広がり方が異なるので、選定時はよく検討してください。

    ダウンライト
    天井に埋め込むタイプの照明です。「集光タイプ」「拡散タイプ」と、照明によって光の広がり方が異なるので、選定時はよく検討してください。

  3. 補助照明(部分照明)の種類と特徴
  4. ブラケットライト
    壁に直接取り付けるタイプのブラケットライトは、多用な使い方が可能で、壁柱に向けて意図的に影をつくったり、間接照明として使ったりできます。居室の雰囲気づくりに欠かせない照明の一種です。

  5. 間接照明の種類と特徴
  6. コーニス
    コーニス(コーニス照明)は壁に光を当て、その反射光を明かりにします。インテリアに間接照明を当てて雰囲気を高めたり、アクセントウォール強調したりするときに最適です。